家庭向けコラムschool-column

【家庭編】子どもの片づけに悩むお父さんお母さんへ

どうしてうちの子片づけられないの?

「子どもが片づけてくれなくて困っています。」

「どうやったら片づけてくれるようになるでしょうか?」

世の中の多くのお父さん、お母さんの悩みのタネではないでしょうか。

このお悩みに対する究極の答えは「気にしないこと」です。

片づけられなくて人生の危機を迎えることはありませんし、人間必要に迫られたときにはなんとか出来るし、なんとかするものです。

ただ、片づけができると、良いことがたくさんあります。

上手に物を選ぶことで、無駄遣いが無くなったり。

物事の段取りが得意になったり、頭や心の整理が上手に出来たり。

片づけられない人生よりも、片づけができる人生のほうがより多くのメリットがあることは間違いありません。

かといって、子どもにそんな話をしても動いてはくれません。

大人だって話を聞いただけでは動くことができないからです。

子どもが見ている親の姿

ダイエットするとこんなに素敵な人生が待っています、と言われても、ダイエットできないことが分かりやすい例で、片づけにも同じことが言えると思います。

だけど確かに、片づけくらいはしてほしいですよね。

そんな中、親が子どもにしてあげられることはなんだろう?

と考えた場合、子どもが自分自身の人生で必要と迫られたときに、それを実行するための知識や技術を持たせてあげることが必要になってくるかと思います。

しつけが出来ている、出来ていないって、お母さんにとって苦しいワードです。

私もそのパワーワードでいっぱい悩みながら子育てをしてきました。

実際、ウチの子ども達3人も、散らかすほうが得意で片づけはほぼしません。

しつけが行き届いているかどうか、外でどんな風に過ごしているか、どんな評価を受けているかといえば自慢できたものではないと思います。

でも家の中で、「あれどこにある?」と聞かれることはありません。

子どもたちは生活の中で、家の仕組みを理解出来ているので、私が居なくても家は回ります。

これで、私のストレスはほぼありません。

散らかっていても片づける場所が決まっているので「片づけなさい!」と言えば片づけることができます。

多くのお子さんは片づけができないのではなく、実際には片づける場所が分からない、片づけ方が分からないという状態なんです。

子どもに片づけ方を教えるということ

こういった片づけ方が分からないお子さんたちにしてあげられることは、片づけの仕組みを家の中に作ってあげることなのです。

その仕組みの中で育つと、それが当たり前になるので、必要に迫られることがあれば片づけは出来るようになります。

どうでしょうか?

まずお母さんとお父さんが片づけの知識と技術を持っていますか?

お母さんとお父さんの片づけに対する考え方は同じですか?

一冊の本でも構いませんし、動画でもかまいません。

何がどこにあるのか、我が家に必要な物は何なのか、家族みんなが気持ちよく暮らすためにはどうすれば良いのか。

まずはお父さん、お母さんが片づけを学んで、家の仕組みづくりに挑戦してみてください。

お子さんがいざというときに自分で仕組みを作ることが出来るだけの知識と技術を身につけて社会に出ていけるようにしてあげてくださいね。

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