家庭向けコラムschool-column

【家庭編】モノを捨てずに片づけたい!という人へ

モノを捨てずに片づけることはできるのか?

「家が片づかないのは、モノが捨てられない性格だから」と思い、なかなか片づけに前向きになれない方々には、【モノを捨てずに片づける】ことをオススメしています。

モノを捨てなくても片づけはできますし、豊かに暮らすこともできます。

そもそも片づけとは、何がどこにあるかわかる状態にするということです。

モノがきちんと分かれて、わかるようになっていれば、それが必要なモノであれ、不要なモノであれ、量が多くても不便はないはずです。

なので無理に捨てようとせずに、きっちり分けてわかるようにする片づけをすれば良いのです。

ただ、モノが片づいていても、多くのモノを管理することと、少ないモノを管理することでは、当然、多くのモノを管理するほうが自分や家族の負担になるのは間違いありません。

家に置くモノの量の目安

さて今、みなさんのお宅にはどれくらいのコップがありますか?

なんとなく増えてしまったコップや、使われずにしまってあるコップ。

コップだけで50個以上あるご家庭も珍しくはありません。

明確な目的がなく、溜まってしまった50個のコップを綺麗に収納することができても、使われるのが10個だとしたら、家の中の収納スペースもムダですし、モノもモノとして使われずに残念な一生を送ることになってしまいます。

例えば、コップは家族の人数分x2を目安にすると、3人家族なら6個、プラス来客用4個と考えると、全部で10個のコップ。

このくらいで良いと思います。

もちろん来客が多い家庭や、それぞれ事情に合わせての数が必要です。

それに、食器が大好きで、食器のコレクションが幸せの源泉であれば、この目安の数を当てはめなくてもいいと思います。

使われないモノのために収納場所や収納方法を考えたり、収納にお金を使ったりすることが、あなた自身のストレスになってしまいます。

モノの適切な量を把握することで、快適に過ごすことが出来るはずです。

快適な生活を送るために

人は考える生き物です。

片づけをしながらモノを捨てると、見た目にスッキリ結果は出やすいですが、捨てられない人による捨てることを考えながらの作業は脳にも心理的にも大きな負担になります。

その結果途中でやめたくなったり、考えることを放棄して、捨て切れない自分が嫌になってしまったりすることもあるかと思います。

どれだけのモノが家の中にあるのか調べて、その中から必要なモノを選ぶ。

これまで、どれだけのモノが家にあるか?ということを調べて、その中から必要なモノを選ぶという片づけをしたことがありますか?

とても遠回りな気がしますが、自分に必要なモノと量が分かると、手放す物のことを冷静に考えられるようになり、これまで手放せなかったものが手放せるようになります。

よく考えずにモノを減らすことだけを目的にしてしまうと、あとから必ず「なんで捨ててしまったのだろう」と後悔して、またモノをため込んでしまうという悪循環が出来上がってしまいます。

モノの量を把握した後に、必要なモノを選んで、不要なモノを手放す手順で片づけてもらうと、簡単に減らすことができます。

それは、自分のなかできちんと納得が生まれるからです。

そこまで来たら絶対にリバウンドはしなくなります。

昨今のコロナ禍で、家を片づけることに目が向いた人が多くなったように思いますが、その反面、「片づけられない、捨てられない」という課題に向き合って、苦戦している人も多くなっています。

でも捨てられなくても大丈夫です。

片づけが苦手だと思う方は【モノを捨てずに片づける】を是非、実践してみてください。

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