【家庭編】片づけをする前の心構え
片づけをしようと思っても…
みなさんは片づけを始めようとした時、今日は一気にやってしまおう!と、気合いを入れてからスタートしていませんか?
一気にやろうとスタートしても、やり切れる量じゃなかったり、途中で疲れて、完結出来ないままやめてしまったり、最終的には「やっぱり片づけ嫌い」という思いだけが残ってしまうことはありませんか?
まさに「夏休みの終わりギリギリに宿題をやっていた人」が陥りやすいパターンです。
でも実は、わたしもそんなタイプです。
今は、自分が10分で片づけられる量や範囲を知っているのと、ここまで散らかると後が大変、というラインを知っているので、片づけで困ることも、片づけを嫌いになることもありません。
片づけが嫌いというスパイラルから抜け出すためには、まず片づけを始めるときの心構えが大切になってきます。
今日はその心構えについてお伝えしていきます。
心構え①『まずは出来る範囲から少しずつ』
オススメなのは『まずは出来る範囲から少しずつ』という心構えでスタートして頂くことです。
例えば、机の一番上の引き出し1つだけ、本棚1段だけ、今日は10分だけ、という具合に片づける場所や時間を限定します。
『一気にやる片づけ』から『ちょっとだけやる片づけ』に変えることで、それならできるかも…という気持ちになり、小さくても達成感を得ることが出来ます。
気合を入れて一気にやらねば!というプレッシャーから解放されるために、今ちょっとだけやる、を増やしていきましょう。
心構え②『片づけに完璧を求めないこと』
二つ目の心構えは、『片づけに完璧を求めないこと』です。
片づけは一度やって終わりではなくて、毎日使ったものをしまうという作業の連続です。
終わりのない作業に完璧を求めてしまうと、毎日疲れ果ててしまいます。
さらに、完璧を求めることで、出来なかった自分を責めてしまう人もいるのではないでしょうか?
そもそも片づけに完璧だ!という指標はありません。
どこまでやっても物足りないということになりかねません。
出来たところを褒める、認める。
そういう心持ちでスタートしてください。
それを積み重ねていくことで、最終的に自分や家族が、「居心地がいいなぁ」という空間を作り上げることが出来るはずです。
心構え③『気が乗らないときこそ、片づけをしてみる』
3つ目の心構えは、『気が乗らないときこそ、片づけをしてみる』ということです。
気が乗らないから片づけができないのではなく、片づけないから気が乗らないのです。
それは行動心理学という分野で証明されています。
行動するためにやる気を探すのではなく、まずは行動してみることで脳が活性化してやる気が湧いてくると言われています。
気分を上げるためにあれこれ考えるのではなく、気分に関係なく、まず動いてみましょう。
自然とやる気が出てくるのがわかると思います。
3つの心構えのうちひとつでも良いので、ぜひ実践してみてくだい。